今月のBERC「外国公務員贈賄罪研究会」は、インドネシア特集です。
インドネシアといえば、日本でいう住基ネットに相当する「e-KTP」の導入にあたって発生した議会と省庁における大規模な巨額汚職事件が捜査されており、その反動として、KPKに対する政治的圧力がたいへんなことになっています。我が国の高速鉄道輸出案件失注も記憶に新しいところですが、生半可な対応ではおぼつかない国の最たるものと言える国です。
そこで、今回の外国公務員贈賄罪研究会は、インドネシアに進出している企業による事例発表を中心として、かの国の腐敗について検討を加えていきます。後半は、スペシャルゲストを招いて、マネーロンダリングの最前線を扱います。