「現代ビジネス」に、フィリピンの残留日系2世に関するコラムを寄稿させて頂きました。
現代のフィリピンに、日本人の血を引いた2世(本来であれば日本国籍を持てる人々)が1200名近く、無国籍で放置されているという問題です。
日本でもこれまで、日本財団やNPOの方々が一生懸命に支援をなさってきたり、国会審議、議連でも真剣に議論がなされてきた問題です。外務省のフィリピン担当の方々も頑張っています。しかし、制度上の壁は厚いままです。
今回の天皇、皇后両陛下のフィリピンご訪問を契機に、この問題に広く関心が集まるといいなと考えて、彼ら彼女らの歴史を紹介してみました。