住友商事のインドネシア鉄道事業に関する外国公務員贈賄疑惑ですが、東京地検が「不起訴処分」にしていたと朝日新聞が報じています(朝日新聞2012年7月3日朝刊38頁)。それによりますと、
- 住友商事の社員2人がインドネシア運輸省幹部を日本に招いて数十万円相当のゴルフ・飲食接待を行った。
- そこで、警視庁が外国公務員贈賄罪の被疑事実で捜査し、東京地検に書類送検した。
- しかし、東京地検は6月、不起訴処分にした。
ということです。
毎日新聞によると、「接待額が少額なことなどから、賄賂と認定するのは困難と判断したとみられる」とのこと。
http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000m040117000c.html
つまり、外国公務員贈賄罪について「嫌疑不十分」ということで不起訴という結論になったようです。