本日(2016/5/10)、ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)がパナマ文書の「データ」を公表しました。
https://offshoreleaks.icij.org
パナマ文書とは、パナマにある法律事務所「モサック・フォンセカ」から「流出した」とされている文書(2.6TB相当とのこと)で、タックスヘイブン(租税回避地)に設立された会社等のデータが「内部告発」されたとされているものです。その「データ」が一般公開され、ICIJのウェブサイトから検索出来るようになりました。
また、CSVデータもダウンロードできるようになっています。
https://offshoreleaks.icij.org/pages/database#_ga=1.94733332.922987544.1459997510
このCSVファイル(offshore_leaks_csvs)は、
- Addresses.csv
- all_edges.csv
- Entities.csv
- Intermediaries.csv
- Officers.csv
という5種類のファイルで提供されており、例えば法人の名称別に整理されたCSVファイル「Entities.csv」を見ると、「31万8823件」のデータが掲載されていることが分かります。
これだけの情報を「野に放った」形の今回の公表、前代未聞の試みと言えそうです。