北島 純（きたじま じゅん）
映画評論家
社会構想大学院大学教授
経済社会システム総合研究所（IESS）客員研究主幹
社会構想大学院大学社会構想研究科教授（情報戦略論、パブリックアフェアーズ、国際関係論）。東京大学法学部卒業、九州大学大学院法務学府修了。駐日デンマーク王国大使館上席戦略担当官等を経て、現在、経済社会システム総合研究所（IESS）客員研究主幹、東洋学園大学大学院現代経営研究科非常勤講師（経済活動と法）を兼務。日本広報学会グローバルパブリックアフェアーズ研究会主査（ここでの発言は個人的見解を表明したものであり、筆者の属する組織の公的見解を代表するものではありません）。FCPA、UKBA、不正競争防止法、国家公務員倫理法制、ISO37001（贈賄防止ISO）を中心とする贈賄防止体制、グローバルサウスの腐敗防止制度・地政学的リスクに関わる講演・講義を各種企業や国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン（GCNJ）等で提供。公認不正検査士（CFE）。
主たる研究領域として、コンプライアンス（腐敗防止/政治とカネ）、政治過程論（パブリックアフェアーズ/ロビイング）、情報戦略（インテリジェンス/OSINT）、戦略広報（コミュニケーションデザイン/SNS論）、危機管理・リスクマネジメント、戦略的パートナーシップ、表象分析論（映画）等。
主な著作として、「伝統文化の「盗用」と文化デューデリジェンス ―広告をはじめとする表現活動において「文化の盗用」非難が惹起される蓋然性を事前精査する基準定立の試み―」（社会構想研究第4巻1号、2022.9.30、p.35-44）/「【研究ノート】国会法38条「通信費」の制定過程におけるGHQ 勧告案と衆議院提出法案の異同について」（社会情報研究第3巻2号（紀要）、2022.3.31、p.39-46）/判例評釈「タイでの外国公務員贈賄の事案につき，三菱日立パワーシステムズ社元取締役に共謀共同正犯の成立を認定し 懲役 1 年 6 月執行猶予 3 年とした第一審判決を破棄し，幇助犯の成立を認定し罰金 250 万円とした事例(上告中)。 東京高裁令和 2 年 7 月 21 日判決（判例集未搭載）」（社会情報研究第2巻2号、2021.3.26、p.49-52）/「グローバル広報とポリティカル・コンプライアンス」（社会情報研究第2巻第1号、2020.10.6、p.13-23）/「外国公務員贈賄罪の保護法益に関する考察―グローバルな商取引におけるインテグリティ」（社会情報研究第1巻第1号、2020.3.17、p.9-22）/『解説 外国公務員贈賄罪』、中央経済社（2011）等。
最近の講演テーマとして、「経済安全保障 「重要経済安保情報保護・活用法案」におけるセキュリティ・クリアランス制度」/「サステナビリティを武器にせよ −人権と腐敗防止−」/「国内外における公務員等との贈収賄の事例」/「政教分離と私企業あるいは市民的義務のコンプライアンス（遵守）」/「ウクライナ戦争のインパクト」/「人権と覇権とビジネス」/「外国公務員贈賄リスクの動向」/「グローバルコンプライアンスと危機管理」等。
最近の寄稿として、「DX時代の情報戦略」広告・マーケティング会社年鑑2023/「BMWがアイス事件で「炎上」中国SNSとの向き合い方」（エコノミスト2023年6月27日・7月4日合併号）/「秋本議員の洋上風力汚職事件」エコノミスト2023年10月24日号/「ジャニーズ事務所NGリストの「失敗の本質」」ニューズウィーク2023年10月24日号/「「パー券」資金還流 何が問題なのか」ニューズウィーク2023年12月12日号/「ジャニーズ事件 CM契約で企業の判断二分 問われる人権侵害への対処法」エコノミスト2023年12月19日号/「「安部派パージ」の見えない着地点」ニューズウィーク2023年12月26日2024年1月2日9日合併号/「『大吉原展』炎上とキャンセルカルチャー」ニューズウィーク2024年4月16日号/「アカデミー賞監督のスピーチ格差」ニューズウィーク2024年4月30日5月7日合併号等。
最近の映画コラムとして、「絶対に見て損なし！「ミッション：インポッシブル／デッドレコニング」鑑賞のツボ」日刊ゲンダイ2023年8月5日号/ 「映画「バービー」世界的大ヒットの背景と日本で当たらなかったワケ」日刊ゲンダイ2023年9月8日号/「映画で理解する「性加害と隠蔽、その告発」日刊ゲンダイ2023年9月21日号/「「沈黙の艦隊」が照射する緊迫する世界情勢のリアル」日刊ゲンダイ2023年10月14日号/「映画で理解するパレスチナ問題 前・中・後編」日刊ゲンダイ2023年11月15日・16日・17日号/「秀逸な人間ドラマ「法廷遊戯」は必見」日刊ゲンダイ2023年12月9日号/「映画で理解する政治とカネと派閥」日刊ゲンダイ2023年12月23日号/ 「愛すべき人間の営みが凝縮された衝撃作 映画「哀れなるものたち」日刊ゲンダイ2024年2月7日号/「映画で理解する性加害「告発の行方」前・中・後編」日刊ゲンダイ2024年3月2日・5日・6日号/「映画芸術の頂点に立つクリストファー・ノーラン監督はなぜ「オッペンハイマー」を題材にしたのか」日刊ゲンダイ2024年3月20日号/「新入社員諸君に贈る「6月病」に打ち勝つための映画ベスト3！」日刊ゲンダイ2024年6月1日号等。
